越前陶芸村へ その② 福井県陶芸館へ

備前、瀬戸、丹波信楽常滑へ。六古窯を巡る旅のしめくくりは、越前の福井県陶芸館。

資料館、陶芸教室、茶苑から成っており、ミュージアムショップで越前焼のお買い物も楽しめます。

資料館へ。

両手を広げても抱えきれないほどの大壺など、実際に手で触れたり、体験することで越前焼を身近に感じられるコーナーがありました。

そして古越前。私、古い甕や壺を見るとドキドキします!当時はどのように使っていたのかな。。何が入っていたのかな。。想像を巡らせるのが楽しみなんです。私好みは室町時代の作。口縁部から肩にかけての張り具合、掛け流された釉薬など。。うっとりです♡

こちらは、なんと信楽のたぬき!!看板として使われていたそうです。

こんな形で六古窯の交わりが見られるなんて驚きですね!

鎌倉時代の穴窯の実物大復元模型です。大迫力です!

越前焼の歴史を学んだ後は、陶芸村を少しお散歩。越前窯がありました。

平安時代末から始まる六古窯の歴史。雑器から始まり、茶陶の隆盛や様々な時代の変化を経て、現在に至っています。今回で、旅は一巡しましたが、様々な角度からさらに検証し、各産地の今後も含め、学びを深めていきたいと思っています。