酒井敦志之さん篠原希さんの二人展へ

帰省客の多い常磐線に乗り込み、水戸の季器楽座で行われている「酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅱ」へ行ってきました。2017年初の陶展です。

5年ぶりの二人展だけあって、お二人がこれまで切磋琢磨されてきた歩みの全てが詰まった、見所満載の展示でした。

オープン20周年記念展で、初日でもあり、穂高隆児さんのお料理や、美味しいお酒も振る舞われ、大勢の方々で賑わっていました。

篠原さんのこだわりと、酒井さんの豊かな才能から生まれる多彩な作品が、ギャラリー全体に所狭しと並べられ、見飽きることがありません。

こちらのポットの下の部分には、笠間の土を溶かして作られた釉薬を掛け分けているのだそうです。とても温かみのある色が面白いです。

篠原さんの作品にまつわるいろんなお話は熱く、とても楽しく、本当に真っ直ぐな方なのだと感じました。だからこそ、周りの方々に慕われ、支えられ、作品作りに取り組まれているのですね。

初日に駆けつけたお陰で、憧れていた窯変の湯呑を手に入れることができました。またご紹介します。