駒場東大前の日本民藝館へ行ってきました。
現在、「創設80周年特別展 柳宗悦・蒐集の軌跡ー日本の工芸を中心にー」が開催されています。
民藝運動に関心があるので、こちらのコレクションは宝の山のようです。小鹿田や信楽を訪れたのは、柳宗悦の足跡を辿るためでもあったのです。
今回の展覧会は、民芸運動の創始者としてではなく、蒐集家としての柳宗悦に注目して構成されています。
1、『白樺』時代の蒐集
2、朝鮮の美術
3、雑器の美
4、初期大津絵
5、『工芸』創刊
6、日本民藝館の設立
7、「現在の日本民藝」
8、丹波焼の蒐集
9、「抽象」と「破形」
10、仏教美学
特別展示 宗悦清玩
どれも興味深く、素晴らしかったのですが、特に感動したのは、「丹波焼の蒐集」です。
灰被の古丹波の壺のなんと美しいこと!!
ビードロの美しさ、形の美しさ、全てにおいて本当に素晴らしいコレクションです。
他にも大津絵や朝鮮の羅漢像など。。目と心にしっかりと焼き付いています。