外池素之さんの工房へ

作家・窯元探訪

外池素之(トノイケ モトユキ)さんの工房へ行ってきました。

外池素之さんは、2019年に「とこなめ陶の森陶芸研究所」を修了され、現在は愛知県常滑で活動されています。しっかりとした土味と変化に富んだ釉調がとても面白く、熱を帯びた全ての作品が唯一無二の存在です。

作家さんに初めてお会いする時は、いつもどきどき緊張しているのですが、今回は窯出しにタイミングを合わせての訪問ということもあって、かなり興奮していました。

外池さんが窯から取り出す度に、これは釉薬を試してみた、土を試してみた、これは成功、これはやり直しなどなど、まるで実験室のようでした。

そしてあっという間に工房を埋め尽くした作品の数々は、釉薬の調子が激しいもの、土の質感が面白いものなど興味をそそられるものばかりです。私は宝探しに夢中であっという間に時間が過ぎていきました。

今回はその中から、気になる作品をいくつかいただいてきました。まずは店頭の常設にてご紹介を始めますので、ぜひお手に取ってご覧ください。

飯碗

さらに今年は3月、6月の展覧会への出展もお願いしています。こちらでも外池素之さんの世界観をたっぷりご覧いただきますので、どうぞご期待ください。