九谷焼をもっと知りたくて、石川県能美市に向かいました。
まずは、季器窯。庄田春海さんの工房です。能美市が九谷焼の作家を支援するため、空き店舗を借り上げて、工房として貸し出しています。
やさしい色絵の具の発色に、とても癒されます。
素朴な色絵がなんともかわいらしいです。
こちらは代表作黒みつば。黒地なのに柔らかな印象を与えます。
作家への支援は手厚く、工房の斡旋、窯やスペースのレンタルも利用することができるそうです。粘土屋さん、絵具屋さんも近所にあるため便利で、図書館には参考になる図版集もそろっているとか。とても作家に優しい街です。こうして伝統を守って来たんですね。
次は、若手作家を育成する石川県立九谷焼技術者自立支援工房へ向かいます。