荻野善史さんとは、益子陶器市で初めてお会いし、その後、谷中の上野桜木あたりでの、テーブルマルシェでご一緒して以来のお付き合いです。いつか遊びに行きますね、と言いつつ、ようやく訪れることができました。
いろんなところでお会いして、たくさんお話をしてきましたが、やはり工房をお訪ねして、どのようなところで制作されているかを知ることで、作家さん自身をより理解できるような気がするのです。
西荻窪のお店からは、西武バスで石神井公園駅まで行き、西武池袋線で飯能へ。初めての道のりでしたが、便利なことに驚きました。
お子さんの可愛らしいお出迎えを受けて、作品を見せていただきながらお話を伺いました。
荻野さんの作品は、まるで古い壺のようだったり、ザラザラとした質感が、土器を感じさせたり、古のうつわのようです。
「自分にしかできないことをやりたい。」そういう思いで、いろんなことに挑戦しながら、自分のやり方を模索しておられます。
ものづくりは自分を表現することでもあり、その方法を探し続けるのは、自分探しでもあるのですね。荻野さんのお話を伺って、本当に奥が深い世界だと、つくづく感じました。
そんなこんなで長話になり、またまた長居してしまいました。
先ずはゴールデンウィークにうつわをご紹介いたします。
どうぞお楽しみに。