車中でも庄田春海さんにお話を伺いながら、石川県立九谷焼技術者支援工房へ。若手陶芸家を支援するために、九谷焼技術研修所に併設されています。こちらでは、独立を目指す作家が、ろくろや窯を格安でレンタルできます。
まずは個室工房の川上真子さんのところへ。
まずはお茶をいただきます。
陶芸家の工房でいただくお茶は格別です。こんなに美しいうつわでいただけるんです!
丁寧な手仕事に見入ってしまいます。
この蓋碗で中国茶をいただきたいです。蓋物として使うのもいいですね。
細かい作業に、見ている方が緊張します。
料理教室で古伊万里など、本物のうつわと出会い、研修所に入学。その後山本長佐に弟子入りし、染付の作家として独立されました。
「おじさん臭い絵を描きたい」とのことですが、どことなく女性らしいしなやかさ、やさしさを感じてしまいます。
丁寧な仕事、ひとつひとつ作品の話をしてくださる姿に、川上さん誠実なお人柄を感じました。