お困りではないですか?
スポンジでうつわを洗うと、表面を撫でているだけのような気がして、すっきりしない…
うつわのざらざらしたところに、スポンジが引っかかってからまってしまう…
私自身、ずっと困っていたんです。
そこで見つけました!
高田耕造商店の「うつわにやさしいたわし」です。
たわしは固いものだと思っていました。まな板や土鍋を洗うにはいいけれど、繊細なうつわやガラスには傷をつけてしまうと思っていたんです。
ところが、違ったんです。
固いと思っていたのは、安いパーム(やしの実)の繊維からできたもので、昔からの柔らかいたわしは棕櫚の繊維からできていたんです。棕櫚とは、ヤシ科の常緑高木で、昔から樹皮の繊維は重宝されていました。
ぎゅっと握っても痛くありません。柔らかく、心地いい弾力です。
その柔らかさの秘密は、棕櫚の繊維の太さが均一にそろえられているところにあるんです。
太さをそろえた棕櫚の繊維を、職人さんが熟練の技で均一に広げて巻き上げ、長さをそろえていきます。量りなど使わず、繊維の状態を指先で感じ、微妙な調整をするそうです。
これなら安心して、大切なうつわを洗えます。
このたわしを製造しているのは、和歌山県海南市の高田耕造商店です。1948年創業以来、家庭日用品を製造している老舗です。
毎日使う物だからこそ、大量生産・大量消費ではなく、人にも環境にも優しいものを。
この思いにも共感します。
そこで、うつわどころくるみ オンラインショップでは、「うつわにやさしいたわし」をお取り扱いさせていただくことにしました。
そして、ぜひこの目で、職人さんの手仕事の技を見に行ってみたいと思っています。