「ははみや」さんを訪ねて、京都の嵯峨へ行って来ました。
梅雨の京都は学生時代以来でしょうか。暑かったです。
「ははみや」さんは、ご夫婦でうつわやアートピース、アクセサリーを制作されています。役割分担ではなく、八木淳史さん、八木幸子さんが、どちらもろくろでの制作と絵付けをされるのです。
八木淳史
京都府立陶工訓練校図案科卒業
京焼の窯元にて絵付け職人として勤務
独立
八木幸子
大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
陶芸教室にて講師として勤務
京都府立陶工訓練校図案科卒業
京焼の窯元にて絵付け職人として勤務
独立
おふたり共にやわらかい色合いの上絵付けがとても魅力的で、絵付けの作風には違いがあります。
こちらが淳史さんの作品。
更紗紋様や吉祥紋など、伝統的な紋様をベースに絵付けをされています。エキゾチックで、とても細やかで美しいです。
そしてこちらは幸子さんの作品。
幸子さんの描く線は自由で、とてもやわらかく繊細です。温かみがあり、心が和みますね。
和の伝統的な紋様が醸し出す穏やかな空気と、やわらかな絵付けのふんわり感が合わさって、「ははみや」さんのあたたかく包むような作風が生まれているのですね。
少し先に展覧会をお願いしていますが、ほんの少し店頭でうつわのご紹介を始めます。
改めてお知らせしますので、お楽しみになさってください。