金魚文煎茶碗
商品コード: KAWA0059
川上真子さんは、九谷焼の山本長左氏のうつわに惚れ込み、そして師事。現在は染付を中心とした絵付磁器を製作されています。ご自身は、男性的な作品を作りたいと仰っていますが、真子さんの描く古典をベースとしたモチーフには、どことなく愛嬌としなやかさが感じられます。そしてうつわが好きでこの道に入られた、真子さんの愛情が感じられます。
ふわふわと揺れる水草。その中を優雅に泳ぎ回る金魚。その様子を、細やかな線で見事に描いています。呉須の色がとても瑞々しく、金魚はとても可愛らしいです。煎茶に、そして中国茶の室礼にいかがでしょうか。細やかな手仕事が光る逸品です。
径5.1cm 高さ3.9cm