日々の暮らしを楽しくしたい。
日々の暮らしのなかにもっと楽しめる要素をご紹介し、お届けしたい。
日本には四季があります。古来より人々は、暑さ寒さをしのぐ知恵を身につけ、季節の移ろいを楽しんできました。
暮らしの中でも、襖や掛け軸、屏風などの工芸品を設えることで、その佇まいや季節感を楽しんでいたのです。
しかし、現代の暮らしの中にこれら設えることはなかなか難しく、敷居が高いのですが、その最も身近な要素が「うつわ」だと思うのです。
「うつわ」で、食事という日常の場面をより楽しく美しくすることで、喜びを見いだせるのではないでしょうか。
大切な時間を、より素敵な時間にするために、季節やその日の食材に合わせてうつわを替えてみませんか?
気になる作家さんを訪ねては、作品作りにかける思いや、暮らしのことなど、様々なお話を伺ってきました。そして素敵な作品に出会いました。
そこで、それらの作品をより多くの方にご紹介しようと、「うつわどころ くるみ オンラインショップ」をオープンすることにいたしました。お気に入りの手作りの品に囲まれる、そんなささやかな幸せをお届けいたします。
陶磁器はすべて一点ものとして扱うことにこだわっていきます。
手作りのうつわは、同じシリーズのものでも、その時の気候や土の成分、窯の位置、釉薬の掛かり具合などで、全く異なる表情を見せてくれます。お店でうつわを選ぶ時は、ひとつひとつの表情を見てお気に入りを探します。ですので、一点ずつ写真を撮ってご紹介し、実際に手に取って選んでいただくのに近い状態で、うつわを選んでいただけるようにいたします。
洋風でも和風でもいい。大量生産のものでなく、手をかけて作られたものを使うことを楽しんでください。
人の手で作られたものを使うと、それを作った人とつながっているように思います。その人の人生を感じ、とても大切に感じる。それが手作りの品を使う喜びだと思います。ものを大切にすると、自分や人のことも大切にすることにつながっていきます。作り手と使い手がつながるような、そんな場所を提供していきたいです。
手作りのものに囲まれる、心豊かな、温かな暮らしを提案いたします。
2017/02/01
うつわどころ くるみ
山内 久留美