齋藤一

1989
北海道札幌市生まれ
2012
第5回現代茶陶展 入選
2014
金沢美術工芸大学工芸科卒業
2015
第44回長三賞常滑陶業展 入選
現在
愛知県瀬戸市にて制作

齋藤一さんには、横浜での『陶ism 2018』で初めてお会いしました。まるで絵画のように美しいうつわに惹きつけられ、ブースを離れるのが大変でした。

齋藤一さんの工房へ


齋藤一さんに初めてお会いしたのは、昨秋の陶ism。それ以来、見たことがないような絵画的な美しさに夢中になり、お訪ねするのを楽しみにしていました。

陶ismの時には、元町のパン屋さんに通ったという齋藤さんに、ぜひとも西荻窪の美味しいパンをお土産にしたかったのですが、早朝の出発だったので今回は断念しました。ふたり分のお昼ごはんのパンを名古屋で調達し、瀬戸へ向かいました。



工房は、元 製陶会社の作業場を、若手作家に貸し出しているところで、瀬戸の住宅街の中にありました。他の作り手も別室で制作をしています。

ゆっくりお茶を飲みながら、制作について、様々なお話を伺いました。

学生時代は,粉引や飴釉のうつわを作っていたのだとか。そして、李朝磁器などの古いものもお好きなのだそうです。

ただ、それぞれの時代には、その時代の人たちが、そのものを作る意味があったのだと考えるようになり、

齋藤さんは、自分が本当に作りたいもののあり方を考えるようになったのだそうです。

つまり、自分であることの必然性です。

作品を産地や技法でカテゴライズするのではなく、自分のオリジナルとして作りたい。ただし、オブジェではなく、実用性のある『うつわ』であることにこだわって作っていきたいと仰っています。

気さくにお話ししてくださる中にも、明確な思いを感じることができ、この旅の大きな収穫になりました。うつわは道具であり、求められるのは用の美なのですが、斎藤さんの作品に感じる芸術性は、用の美を超えて、暮らしに彩りを与えてくれることでしょう。

『ファースト・パトロネージュ・プログラム2018』へ


イルミネーションがきらびやかな、丸の内へ。

川上真子さんと齋藤一さんが出展されると聞き『ファースト・パトロネージュ・プログラム2018』へ行ってきました。

 

川上真子さんの金魚文 蓋碗の新作です。

湯冷ましもあります。

ぷくぷくの金魚が、愛嬌たっぷりで可愛らしいです。

湯冷ましの形もとてもきれいで、お茶の席が楽しくなりそうですね。

 

次に齋藤一さんのブースへ。

絵画を見ているように引き込まれました。

食卓でアートを楽しめます。

何を盛り付けるか、何を飲むか、想像力をかき立てられますね。

 

二人の美しい作品を観て、素敵なクリスマスプレゼントをもらったような気分になりました。

『陶ISM 2018 in 横浜』へ行ってきました


若手の作家さんが100名ほど集まるイベントです。

うつわどころくるみと、一緒に育ってくださる作家さんに出会いたくて、行ってきました。

こちらは齋藤一さんの作品。

空。

高い高い空の向こう側が見えてきます。

筆を加えるように、料理を盛り付ける楽しさを感じますね。

こちらは、梅本勇さんの作品。

独自の釉薬を試行錯誤されていて、とても面白い方です。

 

こちらは村井大介さん。

繊細な磁器に、土で作った釉薬をかけて温もりある肌触りを加えたり、銀彩で華やかさを加えたり、どれも美しくて触れてみたくなります。

そして、お取り扱い作家さんの、和田山真央さんも参加されていました。

会場には作家さんのパワーが満ちていて、楽しくて楽しくて。

もっともっと見ていたかったのですが、時間切れです。

会場をあとにして、西荻窪に向かいました。